ソフト電池USBとは
ソフト電池を、セキュリティ保護された特殊なUSBメモリ(ソフト電池USB)に
格納してユーザーに供給することができます。
こんな⽅におすすめです
●インターネット非接続での使用を余儀なくされている方
●複数ライセンスの一括販売のコストを削減したい方
セキュリティポリシー等の理由で、インターネット非接続での使用を余儀なくされているユーザーへソフト電池を供給する手段としてご利用頂けます。
また、一つのソフト電池USBに複数のソフト電池を格納できるため、複数ライセンスの一括販売の時でもUSB媒体が一つで済み、通常のUSB型プロテクター(ドングル)などと比較して大幅なコスト削減になります。
※ご利⽤になるPCにはUSBポートが必要です。
※ソフト電池USBは別売です。
価 格
ご利用にはソフト電池システム使用料とは別に、ソフト電池USBそのものをご購入頂く必要があります。
ソフト電池USBは、一度にご注文頂く数量やRAM+ROM領域の容量などにより、価格が異なります。
ソフト電池USBの概要
「ソフト電池USB」は、ソフト電池がセキュアに格納できる特殊なUSBメモリーデバイスの名称です。
ソフト電池USBの記録領域
秘匿領域
ソフト電池マネージャのみが読み書きできる領域(ソフト電池が格納される領域)。
ROM領域
WindowsがROMドライブとして認識する領域。
ベンダーによる任意の固定データ(自動起動プログラムなど)の事前書き込みも可能です。
RAM領域
Windowsがリムーバブルディスクとして認識する領域。
OS標準のデバイスドライバで認識されます。
ベンダーおよびユーザーが自由に使用することができるため、アプリケーションのインストールパッケージを格納してユーザーに配布したり、単なるストレージメディアとしての利用したりすることも可能です。
※秘匿領域には最大1024個までソフト電池を格納できます。
※2023年9月現在、ROM+RAM領域の容量は4GBです。
ご利⽤⽅法のご提案
ご提案 01.
1つのソフト電池USBに多数のソフト電池を格納してユーザーに提供します。
ユーザーは、必要な時に必要な数だけ取り出して利用します。
ご提案 02.
ソフトウェア本体とライセンスを一体化し、ソフト電池USBをPCにセットしている間アプリケーションを使用可能にします。ユーザーは、ソフト電池USBだけを持ち運んで、いつでもどこでもPCがあればアプリケーションを使用できます。
ご提案 03.
クライアント/サーバーシステムに応用もできます。
サーバーにはサーバー用の百年電池を、クライアントにはクライアント用のソフト電池を必要な台数・期間だけ充電し、それぞれのアプリケーションを制御します。
ソフト電池USBを使⽤する際の全体のフロー図
ソフト電池USB(ソフト電池USB5)の
ハードウェア及びソフト電池ランタイム仕様
ソフト電池ランタイム
Ver.5.0.8.0以降必須
インターフェース
USB3.0(Super Speed) USB A-Type コネクタ
対応OS
Windows 7(SP1)/10(それぞれ32bit、64bit対応。)
Windows 11
動作電圧
5.0V±5%
動作温度
0~+50℃
外形寸法
(L)62.1mm×(W)17mm×(H)10mm(キャップを含む)
ケース色
白(LED:青)
環境仕様
RoHS指令対応
制限事項
複数デバイスの利⽤
ソフト電池USBを1台のパソコンに一つ接続した時のみ有効です。
複数個の接続には対応しておりません。
管理者(Administrator)権限以外のアカウントでの使⽤
ログオンユーザーが管理者(Administrator)権限以外のアカウントでソフト電池USBを使用することはできません。